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【第39回】プロジェクト担当者が知っておくべき「UIUXのチェックリスト」
UI/UXの重要性は理解していても、「具体的にどこを見ればいいのか分からない」というケースは少なくありません。
特に発注者の立場では、デザインの良し悪しを感覚だけで判断するのは難しく、
結果として「なんとなくOKを出してしまう」ことも起こりがちです。
そこで本記事では、そのままレビューに使える実践的なチェックリストを整理します。
まずこれだけ押さえる:5分チェック
時間がない場合は、まず以下の5点だけ確認してください。
・初見で「何をする画面か」分かるか
・主要なボタンがすぐ見つかるか
・目的達成までに迷いがないか
・操作に対してすぐ反応があるか
・途中で「不安になる瞬間」がないか
👉 1つでも引っかかれば、UI改善の余地があります。
シーン別チェックリスト(そのまま使えます)
① 初回利用時(最も重要)
・説明なしで操作を始められるか
・最初にやるべき行動が明確か
・不要な情報が多すぎないか
👉 最初の30秒で迷うUIは、高確率で離脱されます。
② 入力・操作時
・入力項目は必要最小限か
・どこを入力すればいいか迷わないか
・エラー時の内容が分かりやすいか
👉 「めんどくさい」と思われた瞬間に離脱します。
③ 遷移・導線
・次に押すべきボタンが明確か
・画面遷移が多すぎないか
・戻る・やり直しが簡単にできるか
👉 “考えさせる導線”は、それだけでストレスになります。
④ フィードバック
・タップやクリックに即反応があるか
・処理中であることが分かるか
・完了時に結果が明確に伝わるか
👉 無反応=「壊れているかも」という不安に繋がります。
⑤ 継続・再利用
・進捗や結果が分かる設計か
・「また使おう」と思う要素があるか
・次のアクションが自然に提示されているか
👉 1回で終わるUIは、ビジネス的にも弱いです。
発注者がやりがちなNGチェック
以下の視点だけで判断してしまうと、本質を見誤ります。
・見た目がきれいかどうかだけで判断する
・好み(色・雰囲気)で評価する
・細かいデザイン修正に終始する
👉 重要なのは「使えるかどうか」「行動できるかどうか」です。
実務でそのまま使える指摘例です。
・「ここでユーザー迷いませんか?」
・「次に何すればいいか分かりますか?」
・「この操作、不安になりませんか?」
👉 この3つだけでも、レビューの質は大きく変わります。
タイミングも重要:UIチェックは、以下の段階で行うのが理想です。
・ワイヤーフレーム段階(構造チェック)
・デザイン段階(視認性チェック)
・実装後(操作体験チェック)
👉 後になればなるほど、修正コストは大きくなります。
まとめ
UI/UXは専門領域ではありますが、
発注者側でも「見るべきポイント」を押さえることで、品質は大きく変わります。
・迷わないか
・ストレスがないか
・自然に行動できるか
この3点を軸にチェックすることで、
“なんとなくOK”から“根拠ある判断”へと変えることができます。
ElEngineでは、ゲーム開発で培ったUI/UX設計の知見を活かし、
発注者と伴走しながら品質を高めるUI設計支援を行っています。
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