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【第19回】納品直前は宇宙 ― 修羅場の向こう側にあるもの
🚀 納品直前は宇宙
― 修羅場の向こう側にあるもの
こんにちは、ElEngineの青木です。
今回は、制作あるある界の最終ステージ、「納品直前」のお話です。
突然ですが、皆さん。
「納品2時間前、全員が無言で“宇宙”と繋がってる感覚」
経験ありませんか?
⏳ 納品直前、そこは重力のない世界
納品前になると、時間の感覚が完全に壊れます。
1分が5秒に感じることもあれば、
3分の修正が3時間かかることもある
Slackもメールも、音が鳴った瞬間に「え、何!?」ってなるし、
PhotoshopもFigmaも、いつもより重い(気がする)
そして一番怖いのが、あの瞬間。
「さっき送ったバージョン、間違ってました」
ぎゃあああああ!!!!
🛠️ 納品前あるある三連発
✔ 「やっぱりこっちのデザインで」砲
→ 最終確認で“初期案”が復活。なぜこのタイミングで!?
✔ 謎のデータ破損
→ 「ファイル開かないんですけど」
→ 「psdが壊れてる…だと……?」(※宇宙が干渉してる説)
✔ ファイル名:最終final_FIXこれほんとに最後.psd
→ その“最後”が信じられないから、
→ “ほんとに”を付けてみる
→ でもまた修正が入る
🧘♂️ 青木流・納品直前のメンタル維持法
① とにかく深呼吸
→ 急いでるとクリックが荒くなるので、落ち着け自分。
② 修正は分割で処理
→ 一気に直そうとするとミスが出る。冷静に、チェックリスト化。
③ 仲間と声をかけ合う
→ 「いけそう?」
→ 「いける!いや、いかせる!」
→ このやりとりで、心が戻ってくる。
🧠 宇宙を抜けた先にあるもの
納品が終わった瞬間、全ての音が戻ってきます。
Slack通知「お疲れさまでした!」
チームの拍手スタンプ
自分の脳内BGM:「残業のバラード(勝手に再生)」
「この一瞬のためにやってるんだよな」って、毎回思います。
📣 今日のまとめ
納品直前は、時間も空間も歪む宇宙である
修羅場にはパターンがある。慌てない、焦らない、落ち着け
すべてが終わったあとに残るのは、作品とチームの絆(とクマ)
📝 次回予告!
次回は「UIの悩みは酒と語れ」をお届け予定です。
「わかりやすいって何?」「なんで伝わらないの?」――
そんなUIデザインのモヤモヤを、夜の居酒屋テンションでぶっちゃけトーク。
そしてもしかすると、お酒大好きな社長・山崎も参戦…!?
それではまた!
ElEngineの青木でした。
納品が終わった夜は、語るしかないんです。