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【第7回】エフェクトで盛りすぎた件― キラキラしすぎて画面見えんのよ。
✨ エフェクトで盛りすぎた件
― キラキラしすぎて画面見えんのよ。
こんにちは、ElEngineの青木です。
突然ですが、あなたのUI、光ってませんか?
それ、もしかして…盛りすぎです。
というわけで今回は、UIデザイナーあるある
「エフェクトでテンション上がりすぎて後戻りできなくなる現象」について語ります。
💥 はじまりは、ほんのワンポイント
最初はこうなんです。
「ちょっとだけキラッと光らせたら良さそうじゃない?」
↓
「あ、ここも光らせたいな…」
↓
「どうせならボタン押した瞬間にパーン!って光出したら映えるよね」
↓
結果:画面がRPGの必殺技発動シーン。
🧪 盛りすぎた現場、3選(実話)
■ ケース1:タイトルロゴが召喚獣
ただのロゴ表示に、「発光→回転→雷→ドン!」
初見の人「これは格ゲー?」
■ ケース2:ポップアップが爆誕演出
通知出すだけなのに、出現音「キュィィィンッ!」+ブラー+閃光
もはやボスからの挑戦状。
■ ケース3:メニューがライブ会場
メニュー切り替えで毎回LEDみたいにピカピカ
「UIというより舞台照明です。」
🎯 なぜ盛ってしまうのか?
UIエフェクトって、楽しいんですよ。 特にゲームだと「世界観に合わせて魅せたい!」という気持ちが先走って、
“演出”のつもりが“演劇”になりがち。
あと純粋に、光らせるとテンション上がるんです。これはもう人間の本能です(たぶん)。
🧘♂️ 落ち着こう、UIは見せるためのものだ
エフェクトの目的は演出じゃなくて「伝達」。
ユーザーにとっての「今押された」「今変わった」など、状態の変化を“気持ちよく、自然に伝える”のが理想なんですよね。
目立たせたい気持ち vs 邪魔にならないさじ加減
このバランスが、エフェクト職人の腕の見せどころ。
📣 今日のまとめ(反省文)
UIは光らせれば正解じゃない
「なんか気持ちいい」くらいのエフェクトが一番強い
あと、自分で爆光に酔って気づくのが一番早い
さて、次回は「Unityくんと仲直りした話」を予定しています。
エフェクト組み込みでケンカしたこと、きっとみんなあるよね…?
ではまた、ElEngineの青木でした!
画面のキラキラにはご注意を。