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【第9回】やらかしデザイン博覧会― 黒歴史、晒します。
💥 やらかしデザイン博覧会
― 黒歴史、晒します。
こんにちは、ElEngineの青木です。
今日はもう開き直っていきます。
そう、UIデザインにおける“やらかし”たち。
封印しておきたい過去の産物を、ここに展示いたします。
🖼️ Exhibit No.01:色の暴力ボタン
とにかく「目立たせろ」と言われて、
赤+黄色+グラデ+光彩+ドロップシャドウ
→ 完成したのは、”炎属性”の謎ボタン
クライアントの一言:
「これ…押すの怖いですね」
🖼️ Exhibit No.02:10段階インジケーター地獄
HPゲージをオシャレにしたくて、10個の小さな●で残量表示。
→ 実装後、プレイヤーからの声:
「え、あと何割残ってるの?」
「てか1ドット減ったの気づかんて」
※今では「やりすぎUI」として社内教材に。
🖼️ Exhibit No.03:謎ホバーアニメ
ボタンにアニメーションを入れたら
「ホバーでめちゃくちゃ跳ねる」仕様になった。
使用感:
ボタンを押す前に、ジャンプして逃げる
→ QAさんに「これは敵ですか?」と真顔で聞かれた。
🖼️ Exhibit No.04:世界観ぶち壊しUI
和風ファンタジーゲームの設定なのに、
どうしても気分が乗ってしまい、未来都市風のメカメカUIを提出。
ディレクターのコメント:
「えっと、これ…世界線どこ?」
→ 完全に違うパラレルワールドを開いてしまった青木、震える。
🧘♂️ でも、それでも作り続けるのがUIデザイナー
こういう黒歴史たち、
笑いながら振り返れるようになったら一人前です(※個人の感想です)
やらかした数だけ、引き出しが増える。
失敗したからこそ、今は「やらかしそうな時に止まれる目」が育ちました。
(あと、社内チャットで「青木、それやらかし臭しない?」ってすぐ言われるようにもなった)
📣 次回予告!
さて、次回は「会議はだいたい雑談」をお届け予定です。
個人プレーではなく、掛け合いで完成するUIの裏側をこっそり紹介します。
それでは、黒歴史とともに今日も進化中。ElEngineの青木でした!
失敗は、ネタにできれば勝ち。